コーヒーのいれ方
BGM大きいので注意!
- おいしい珈琲の淹れかたのコツ
- ペーパードリップの場合
- 1,おいしいメッシュを発見しましょう!
- 2,いつも同じ味で珈琲を楽しめるように「ハカリ」とお友達になりましょう。
- 3,ドリッパーにペーパーフィルターをセットしたら、ペーパーにお湯をとおします。
- 4,ドリッパーに珈琲の粉を入れ、上面をトントンと整えます。
- 5、沸騰したお湯を少しさますため、湯沸かしポットはコンロから下ろし、電熱器などのスイッチは切りましょう。
- 6,1投目です!粉の中心からのノ字を書くように外周にお湯を広げていきます。そのとき乾いた粉に注ぐのではなく、湿って膨らんだ盛り上がりのヘリを広げていくのがポイントです。
- 7,蒸らしに入ります。40〜50秒、お湯を含んで盛り上がったコーヒーの動きが止まるまで、ゆっくり蒸らしてください。ここで、ドリッパーに顔を近づけ香りをチェックすると「珈琲通」に見えますよ。
- 8,2投目です!盛り上がった珈琲の中心からゆっくり注ぎます。
- 9,必要な抽出量までドリッパーには、お湯を注ぎ続けてください!
- 10、サーバーの中の珈琲をバースプーンなどで攪拌し、立った泡は、ちょこっと取り除いておきます。
- ペーパードリップの場合
おいしい珈琲の淹れかたのコツ
ペーパードリップの場合
1,おいしいメッシュを発見しましょう!
珈琲豆は、豆そのままでは珈琲になりませんね。
また、パウダー状の粉にしても、トルコ式コーヒーのようにイブリックで煮立てたり、エスプレッソのように高い圧力をかけないと珈琲になりません。
おいしい珈琲を淹れるためには、適度なメッシュ(粒)に挽かなくてはなりません。適度なメッシュは、お湯を含んでみずからを蒸らしながら珈琲エキスを産んでくれるのです。
メッシュが粗すぎると・・・
きれいにメッシュが揃っているように見えても、その粒が大きいと、メッシュは蒸らされることなくお湯だけが流れてしまいます。スッキリ軽い飲み口のようでいて、実は大きなメッシュのまわりについたパウダー(微粉)から抽出された味だったりします。
メッシュが細かすぎると・・・
珈琲はお湯を含んでよく膨らみます。しかし、なかなか珈琲エキスが落ちてきません。落ちるスピードが遅く、フィルター内がお湯で一杯になり、最初の膨らみが崩れてしまいます。濃い珈琲にはなりますが、渋みやあと味がスッキリしません。
ご家庭で、手挽きのコーヒーミルやハンディの電動ミルをお使いの場合でも、ときどきは挽き売り店「おすすめのメッシュ」を試してみてください。同じ珈琲豆でもまったくちがう世界が見えるかもしれません。
2,いつも同じ味で珈琲を楽しめるように「ハカリ」とお友達になりましょう。
計量スプーンでもだいたいの分量は計れますが、珈琲は焙煎によって体積(カサ)が大きく変わってきます。同じ1杯が、浅いローストでは12gぐらい入り、アイス用など深めのローストでは7〜8gにしかならない場合があります。
お台所にあるデジタルばかりを使いこなして下さい!
抽出の目安は、
珈琲豆 できあがり
1人前 18〜20g 100〜120cc
3人 40〜45g 300cc
5人 60〜65g 500cc
10人 110〜115g 1,000cc
少ない量をキッチリたてるほうが、珈琲豆を多く使い、かつ難しくテクニックが必要です。
3人や5人だてを基本と考えて、ちょっとまとめてたてましょう。
3,ドリッパーにペーパーフィルターをセットしたら、ペーパーにお湯をとおします。
とおしたお湯のニオイをかいでみてください。パルプっぽいニオイが流れたのが分かります。
4,ドリッパーに珈琲の粉を入れ、上面をトントンと整えます。
菜箸や割り箸などで粉の中心をすこし凹ませます。中心からのノ字を書きながら外周へまわします。
5、沸騰したお湯を少しさますため、湯沸かしポットはコンロから下ろし、電熱器などのスイッチは切りましょう。
ドリップには、お湯が細く落ちるポットが理想です。ほそ〜く落ちるステンレス製ドリップポットでも、お湯に勢いがついてしまっては宝の持ち腐れ。お湯が、ドリップ面に垂直に落ちるよう工夫しましょう!
まだ、お持ちでなければ、カイルアコーヒーにおすすめのホーローポットがあります!
6,1投目です!粉の中心からのノ字を書くように外周にお湯を広げていきます。そのとき乾いた粉に注ぐのではなく、湿って膨らんだ盛り上がりのヘリを広げていくのがポイントです。
1投目は、多くても・・サーバーにコーヒーがザーっと落ちる。
芯のないぼやけた味になりがちです。
少なくても・・・ペーパーが7〜8分目しか染みていない。
味が弱く、あと味にザラっぽさがでます。
1投目は、ドリッパー内の珈琲全体が蒸らされ、盛り上がりが止まったときに、ポタッと珈琲エキスが落ちるのが「理想」です。
1投目は、気持ちを集中し、お湯を入れながら、こころの中で「イチ・・ニィ・・サン・・」と数えながら、毎回、お湯の量をチェックしましょう。「このお湯の太さで15秒だと多かった」「細めにいれたが20秒でも少なかった」など・・、自分でつかんでください!
7,蒸らしに入ります。40〜50秒、お湯を含んで盛り上がったコーヒーの動きが止まるまで、ゆっくり蒸らしてください。ここで、ドリッパーに顔を近づけ香りをチェックすると「珈琲通」に見えますよ。
8,2投目です!盛り上がった珈琲の中心からゆっくり注ぎます。
細かい泡が出てきます。この泡を湿った珈琲の80%ぐらいまで広げます。お湯の注ぎ方が均一でなく、偏っているとこの泡がダラっと流れてしまいます。最初の湿った珈琲と2投目の泡の2段になったかたちを
崩さずに必要な抽出量を落とします。
あまり丁寧すぎても、お湯が足りなくなります。珈琲は徐々に落ちるのが早くなりますから、ドリッパーの泡をよく見て、珈琲と対話してください。同じペースだと泡の面が凹んできます。泡の面を凸げるぐらいの気持ちでお湯を少しずつ太くしていきましょう。
9,必要な抽出量までドリッパーには、お湯を注ぎ続けてください!
ダメです!残り100ccぐらいになったからお湯を止め、ドリッパーの中のお湯を最後の一滴までサーバーに落とす・・・・渋さ・苦さ・ザラっぽさ・・みんな落ちちゃいますよ〜!
必要な抽出量に達したら、ドリッパーにお湯が一杯に入っていてもサーバーからはずしてください。カップなどで受け、「流し」に移動して流してしまします。
10、サーバーの中の珈琲をバースプーンなどで攪拌し、立った泡は、ちょこっと取り除いておきます。
濃度が一定になり、空気にさらされることで、味がおちつきます。
珈琲は、脂肪分が多いので、泡をとっておきましょう。
さぁ、ここまで手順を守っていただければ、より美味しい珈琲を味わっていただけるはずです。
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カイルアコーヒーのミックスやストレートなら、ここでちょっと時間をおいたほうがおいしくなります。